3人のニャンニャン師匠

俺の名はキャブ。バイクに取り憑く妖怪だ。
俺の妖怪師匠、ニャンニャン師匠が経営する
居酒屋、招き猫。
そこで起こった戦慄の事件を
今日は紹介する。

C
師匠、こんばんは!

K
おおキャブ!いらっしゃい!

C
・・・貴様、何者だ!

ニャンニャン師匠はハチワレ猫。
こいつは三毛猫!
しかも・・・紫色の傘をさしているw

K
なにを言っとるw
ニャンニャン師匠に
決まっておろうが!w

ぺち!俺は頭をはたいた。

ぼーん!

K
いったあーい!

C
やはり木の柄か!
下手な変身だ!

木の柄は変身は得意ではない。

K
失礼しました!
次の方どうぞ!

C
なに?次の方?

B
キャブじゃないか!いらっしゃい!
今日は唐揚げが美味いよぉ★

次は真っ白なニャンニャン師匠。
そして、右目に赤いバラw
ぺち!俺は頭をはたいた。

B
いったぁーい!
なにすんのさ!

C
紅五、だから、バラで
バレバレなんだってw

B
・・・なかなかやるねぇ・・・

C
いやいやいや 誰でもわかるってw

B
はい!次の方!

C
・・・もういいよぉw

O
おお!キャブか!よく来たな!
今宵は越前蟹がお勧めだ!食え!

今度は黒猫か(汗)しかも角が生えているw
ぺち!俺は頭をはたいた。

O
なっ!なんだと!この私の変身を
いとも簡単に見破るとは!
なかなかやるな!

C
・・・だからぁ、ばればれなんだって(汗)
それで、本物の師匠は?

N
たぁっだぁーーーいまぁああああああ!

C
師匠!げ!酔っ払ってる!

K
師匠が飲みに行きたいからって、
店番を頼まれたのさ!

B
おかしいねぇ、完璧な変身だったのに・・・

O
この俺こそが、最もニャン様を
具現化していたというのに!

N
にゃんじゃにゃんじゃ、結局全員バレたのか!
まだまだ修行が足りんのぉ うぃ ひっく
さて、わしは飲みすぎたからもう寝るぞ!
紅五、木の柄、適当に料理でもだしてやってくれ。

こうして、わけのわからん変身合戦は宴会に変わった。
俺も修行を重ねて、変身できるようになりたい・・・

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