※登場人物※


キャブ
オートバイのキャブレターにしか取り憑けない、妖力の弱い妖怪。
普段は人間に扮し、オートバイの修理屋を営んでいる。
幼い頃にニャンニャン師匠に拾われ、育てられ、修行を積んだ。

ニャンニャン師匠
妖怪の重鎮で、強い妖力を持ち、様々なものに変身できる。
キャブの恩人。
乗鞍岳の奥千町に住んでいたが、人間の街におりてきて、居酒屋「招き猫」を経営している。
真の姿を知るものは少ない。

「木の柄」きのえ
乗鞍岳の稜線へ続く丸黒山の祠に住む女妖怪。
髪で隠れた謎の右目、傘と水色の着物、その着物にあしらわれた緑の紫陽花が彼女のトレードマーク。
妖力は決して強くはないが、勤勉家で、里の情報や言伝えなどを網羅しており、
妖怪の中でも「生き字引」として皆に認められている。

「紅五」べにご
ニャンニャン師匠と同等の強い妖力を持つ女妖怪。
普段は人間に扮し、喫茶店「紅五」を経営する傍ら、得意の菓子作りで生計を立てている。
やはり右目を隠している。(バラの眼帯)その眼帯とバラ、赤い和服がトレードマーク。

エント
樹木や森を守る妖怪で、普段は森に住み、木工関係の仕事をしている。
妖力は強くはないが、手先が器用で、料理やギター、ベース演奏を得意とする。
その優しい物腰から、妖怪たちの相談役としても頼られている。

踊鬼「ようき」
踊ることで妖力を自在に操る妖怪。
人間界ではそのビジュアルの良さからナンパ師呼ばわりされているが、実際は真面目で頼りになる男。
カリスマ性が高く、密かに自分の軍団を作り上げようとしているのでないかと噂されている。

エリリン姐さん
妖怪界の重鎮で、妖力はニャンニャン師匠と同等か、それ以上か。
大きな城に住み、普段は妖怪たちのカウンセリングやメンタルケア、流行病の治療を行っている。
慕うものが多く、頼りになる存在である。

ヤスバル
妖怪界隈では有名な映像クリエイター。
妖怪たち向けの映像やエンターテイメントの制作、映画の上映などを行っている。
あらゆるところに、色んな意味で「グッドタイミングで現れる男」の異名を欲しいままにしている。

